2018/7/6

とうとう7月に入りました。毎日暑いですね。

『覚醒MV』の制作、頑張っております。エアコンもPCもフル稼働です!
今年の夏も電気代が超怖い(^^;)いっその事、夏場は活動休止にすれば…
え?同人は夏が本番ですって?w

『覚醒MV』の作業は、なんとか順調に進んでいるとは思うので、今のところ予定はそのままで考えています。
もし作業が遅れて公開日が延びるようなことになったら、なるべく早めにHP上でご連絡しますね。

さて、『覚醒MV』が終了するまで他の作品は一時休止状態にあり、ネタも用意できないため
今回も、ストックしてある予備の新ネタを一本だけご紹介して場を凌ごうかと思います。

先週話していた「もう一本の作品」とは別の作品なのですが
そちらの画像を用意している時間がなかったので、代わりにこちらを出しておきます。




新たなネタその②


所謂、レッドリストをテーマにした作品です。

タイトルは『EN-絶滅危惧種-』となっていますが、どちらかというと『EW-野生絶滅-』とか
『CR-絶滅寸前-』とかの方がインパクトは強いかな?(表記関係、間違っていない?)

この作品は『ヒス博』の第三話をアレンジした、未来の世界が舞台の物語で
かなりガッツリなNTR作品になります。

シチュとしては『月の魚』にかなり近いのですが、こちらは異種姦ではありません。

地球の環境破壊、災害、犯罪、戦争等で、人類はとうとう絶滅の危機に!
レッドリストに指定された地球人は、地球を影から見守って来た異星人たちによる
直接支配を受けるようになります。

そして彼らは、地球人種保存のため、人類を徹底管理することに。

『ヒス博』のネタは、こうした「ありそうだけど、なかなか無い」といったものが多いのですが
この「人類が異星人に管理される」というネタは、もしかしたら既にたくさん出ているかもしれませんね。
アブダクション的な。

あとは・(ドット)工房としてのアプローチの仕方が、他の作品と、どう違うかという点でしょうか。




どんな作品か?



このセリフに、この作品の全てが込められていると言っても過言ではありません!


この作品は『カナエ』と同じ裏仕様の作品になります。
よって、ゲーム作品ではありませんので、ご注意下さい!

物語を読み進めていくだけの内容ですが、『カナエ』と違って、ラストまでエロが発生しません。
この時点で、かなり引くでしょうね(^^;)w

メッセージウィンドウを、ツクールのシステムを使わず、ピクチャ機能を応用して自作してあります。
この方法ならばイベント中でも表示を消すことが可能なので
画像やアニメを、じっくりとご覧いただくこともできます。

ヒロインのアイちゃんは、髪の色とデザインを少変更して、アイリちゃんとなって蘇りました。

※アイ・R(リ)メイク?

いつもよりも線の太さが0.25太く描いてしまったので、データ化したら
ちょっと黒ずんでしまいましたね。後で直そ。




世界感と物語

動物園の動物たち同様、人類が繁殖のため、管理、飼育されている…
  という世界感であることを念頭にお読み下さい。

主人公たちが生まれたのは異星人(管理者)の
管理体制が社会に浸透してからのこと。

人類は、シェルター都市の中で
形上は、今までと変わらぬ日々を過ごしていた。

しかし、管理者による支配が始まる前と比べると
失われたものがいくつかある。

一つ目は、家族。

人は、生れると管理者によって
安全確実に育てられる。
そのため、親の育児放棄、虐待などは発生しない。

二つ目は、恋愛。

管理者による生態調整により
飼育された人類は、発情期を習性として
インプットされている。

そのため、男(オス)と女(メス)が
恋愛という感情で衝動的に繋がることが抑制され
未熟、粗雑な繁殖が横行しなくなった。

現在は、管理者の定めたペアリング以外の交配は
認められていない。


三つ目は、自由なセックスと大人の遊び。

定められた繁殖期に発情した男と女は
管理者によってふさわしい相手と
ペアリングをされるが、それ以外では
自由に欲求を発散することが許されていない。

そのため、中には欲求を
長期間溜め込んでしまう者もいる。


【ストーリー】

親も知らず、物心ついた頃から学校で集団生活を送っていた主人公は
年頃となり、もうすぐ卒業を迎えようとしていた。

それはつまり、成人と見なされ、≪ガラスの館≫と呼ばれる施設で
子作り≪繁殖行為≫を許される資格を得るということ。

主人公には、愛理(アイリ)という仲の良いクラスメイトがいた。
若い二人は、次第に惹かれ合い、恋愛感情を抱くようになる。

多くの人類から恋愛感情が失われつつあるこの世界で、二人は恋に落ちた。

未だ手さえ握ることもできない、初心でピュアな二人であったが
その想いは、いつしか「大切な相手と結ばれて、その子供を産みたい!」という感情へと発展していく。

卒業を前に、その正直な気持ちを管理者(今でいう役所機関)へ伝える二人。
特別に許可を貰おうと考えての行動だったが…。

いよいよ近付く繁殖シーズン。

アイリと結ばれることだけを考え、眠れない夜を過ごす主人公と、
同じく主人公と結ばれることだけを夢見て、乙女心をときめかせるアイリ。
ガラスの館へ入れば、妊娠する(させる)まで共同生活をすることになる。

そして、卒業当日。
期待を膨らませ館へ入った主人公とアイリだったが
二人が通された部屋は、厚く頑丈なガラスの壁で仕切られた、隣り合わせの別部屋だった!

二人は、管理者によって別の相手とペアリングされたのである!

ガラスの壁越しに互いの名を呼び合う二人。

アイリの部屋に、屈強な男が入って来た。自分たちよりもずっと年上の男だった。
アイリが男の気配に気付き、振り向く。自分は、この見ず知らずの男とペアリングされたのだと知る。

この男は、すでに数え切れぬほど繁殖の相方として起用され、たくさんの子を儲けてきた手練れの男であった。
しかも、今回は、繁殖シーズンの半年以上も前に、時季外れの発情をしてしまい
以降、欲求を発散することも叶わず本日を迎えたという経緯がある。

男は、アイリの顔を見ると、ニヤリと笑みを浮かべた。
予想外の若くて可愛いメスとペアリングされたことに、感極まったようだ。

そして…主人公の目の前で、悪夢の火蓋は切って落とされた!



管理者により選ばれた者たちが
繁殖行為に励む檻。

安全確実な繁殖を目的としているため
未熟なオスメスによる交尾の失敗や
身体的損傷、精神的トラウマを防ぐため
初めてのオスには出産を経験したメスを、
初めてのメスには経験豊富なオスを
それぞれ当てるケースが多い。

室内の様子は全て監視カメラで
モニタリングされている。


【用語・設定・その他】

●EN

 絶滅危惧種のこと。

●管理者

 地球によく現れている宇宙人です。

●ガラスの館

 上記参照(この作品での大人の遊び場。)

●マイナンバータグ

 人類が腕に巻いている個体識別バンド。自由に外すこともできるが
 この社会では、これがないと何処に行っても何もできない。
 体調管理、繁殖回数、子の数、血縁識別、発情しているかどうかも確認できる。

●なぜ自由、自然な繁殖は認められないのか?

 地球の環境破壊、犯罪、戦争等で、人類が絶滅の危機に陥ったという経緯から
 個体数、社会全体のサイクルを適正に管理するため。
 異星人の目的は、あくまでも種の保存であって、地球人種を野生に返すつもりはない。

●もし、管理者の定めたルールを破ったら?

 社会不適合者と見なされ、管理者に引き渡される。
 生体実験や多種多様な異星人たちとの繁殖適合実験を名目とした慰み者とされる場合も。


裏作品の例にもれず、かなりの暗黒作品なので
  気分を害された方がおりましたらホントごめんなさいね。
  人間を一動物として捉えている表現も多いため、不愉快に感じた方もいるかもしれませんね。


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