キャラクターを描こう



まずは上の画像のように黒で適当にキャラクターの形を取っていきます。
線を引くというよりは、点を繋げていく感覚です。



【32×32pixelのサイズで描く場合】



上手く形が取れない場合は、頭を16pixel体と足を8pixelのバランスで取ってみて下さい。

頭は、やや体にめり込むような感じで描くと、仕上がりに少し立体感が出ます。



【48×48pixelのサイズ(MV規格)で描く場合】



頭を24pixel胴体を24pixelで同じように形を取ると、上の画像のようなバランスになります。



線画を完成させる

全体のバランスが取れたら、目を描き込みます。



コツとしては、顔のやや下の位置に描き込むことです。

目は、顔の中心寄りに描き込みがちですが、そうすると顔が大きく見えたり
立体感が少し薄れてしまいます。





続いて髪を描き込みます。

この時、輪郭と同じ黒色で描き始めると、ドットが入り乱れて訳が分からなくなる恐れがあります。

慣れない内は別の色(この場合は青色)などで描き込んでいくと良いかもしれません。

髪型が決定したら髪の内側にある頭の輪郭を消し、青色の髪の輪郭をカラーチェンジなどで
体の輪郭と同じ黒に変えましょう。





レイヤー機能がある最近のツールなら、レイヤーを利用すると便利です。

 ※本体(黒)と髪(青)を別のレイヤーで作成するとか。



着彩

線画が完成したら着彩です。

『はじめに』であらかじめ用意しておいたパレットを使用します。

ここでは、一つの色に6色のグラデを用意してあります。
それぞれの色には役割が分担されているのがポイントです。




【まずはメイン色で塗る】



最初はメインとなる色を塗っていきます。塗り絵感覚でOKです。


【影を付ける】



色のイメージが決まったら今度は影を付けていきます。

ハイライトも入れたい場合は同じように付けて下さい。(このサンプルでは入れておりません。)



仕上げ

質を上げたい場合は最後の仕上げとして、アンチエイリアスを施すような作業をします。
(もちろん、手作業で。)



このサンプルでは、補正色を一色しか用意しておりませんが
小さいサイズのドット絵ならば、一色で十分に補正の役割を果たしてくれます。

補正色は、描くドット絵の大きさに合わせてお好みで増やして下さい。
(大体3色までが扱いやすいと思います。)



補正色は、メイン色と影色を馴染ませるように境界に打っていきます。
この時、くれぐれも必要以上に置かないように注意して下さい。

ドットは無闇に撒き散らさず、丁寧に並べていく感覚で打っていきましょう。


【アウトラインの補正】



最後にお好みで黒の輪郭線に補正色を混ぜ、仕上がりをちょっぴりソフトに見せます。



この方法を応用して黒の輪郭線を完全に無くす描き方もあります。
お好みでお試し下さい。


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