ツールの準備ができたら、まず最初に基本となるパレットを作成してしまいます。
ドット絵は普通のCGのように、ツールの機能任せで描こうとすると
仕上がりがドット絵っぽくなくなるばかりか、逆に難しくなってしまいます。
最初はできるだけ少ない色数で描くように心掛けてみましょう。
この少ない色数のパレットは、絵を描くたびに新規で作成していると面倒です。
どんな絵にも共通で使用できるパレットを1つ用意しておけば
後は描きながら足りない色や、グラデーションを追加するだけで済みます。
作業が早くなりますよ。
【一昔前のグラフィックツールの場合】
ファイルを新規作成すると画像Aのように、たくさんの色が表示されるかと思いますが
この色は全て削除してしまってOKです。
その後、画像Bのように、黒、白、さらに頻繁に使用すると思われる色を、お好みで何色か用意し
それぞれに5色前後のグラデーションを作成します。
【最近のグラフィックツールの場合】
パレット専用のレイヤーを作成すると便利です。
こちらも同じように、黒、白、さらに頻繁に使用すると思われる色を、お好みで何色か用意し
それぞれに5色前後のグラデーションを作成します。
コツとしては、最初からたくさんの色やグラデーションを作らないこと!
最初は、16~32色程度を目安に用意してみて下さい。
特に、アニメーションまで作ろうと考えている場合は、色数が増えると非常に描きにくくなります。
足りない色は後からでも補えるので、この時点で張り切り過ぎないように(笑)
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